コラム記事一覧へ

2012年7月31日

<花鳥風月・25>ハス

c120731.jpeg

 インド原産のハス科多年性水生植物。花は「蓮華(れんげ)」、地下茎は「蓮根(れんこん)」として日本でもおなじみ。

 地下茎から茎を伸ばし水面に葉を出す。草高は1メートル前後。花期は7~8月で、白やピンクの花が早朝に咲き、午後に閉じる。

 果実の皮が厚くて土中で長期間保存でき、千葉市の弥生時代後期と推定される「大賀ハス」が有名だ。写真は平泉・中尊寺金色堂の藤原泰衡の首桶の中で見つかり、800年ぶりに“再生”に成功した「中尊寺ハス」。

PAGETOP