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2015年2月10日

<花鳥風月・153>マガン

 シベリアで繁殖し、冬季南へ渡って越冬する。全長72センチ、雌雄同色の冬鳥。

 日本では湖沼、池、湿地、水田などから早朝に群れで飛び立ち、水田で落ち穂を採食する。

 文献によれば、東北地方南部より南の太平洋側への飛来はまれとのことなので、今回の沼津市での遭遇はラッキーであった。

 マガンは分類学上カモ目カモ科に属するが、ガンとカモの違いは大きさによるといわれているものの、閾値は明確でない。

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