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2018年7月 5日

小岩広宣社労士の「人材サービスと労務の視点」79・社会保険の算定基礎届の新様式

Q 社会保険の算定基礎届を作成していますが、今年から様式が変更されたと聞きました。具体的には、どのような点が変更されているのでしょうか。

koiwa.png 今年も社会保険の算定基礎届の時期がやってきました。今年からは算定基礎届、総括表の様式も新しくなりました。昨年までは白地に茶色の文字が印刷されたものでしたが、今年からは茶系統で欄に網掛けされたものに変更され、デザインも変わっています。

 新様式では、「70歳以上被用者算定基礎届」が通常の算定基礎届と一体とされた点が最も大きな変更点です。また、新たに備考欄に項目が追加され、1.70歳以上被用者算定、2.二以上勤務、3.月額変更予定、4.途中入社、5.病休・育休・休職等、6.短時間労働者(特定適用事業所等)、7.パート、8.年間平均、9.その他のうち、該当するものを選択することになります。

 算定基礎届自体の記載事項はほとんど変わっていませんが、従来は存在した決定後の標準報酬月額の欄がなくなっている等の変更がありますので、昨年までの様式と混同することのないよう、注意したいものです。

 また、総括表、附表(雇用に関する調査表)については、附表が廃止され、従来附表に記載していた項目は、新様式となった総括表に記載することになりました。新しくなった総括表に記載する項目は、以下の通りです。
 

・業態
・法人番号・個人・法人等区分など
・7月1日現在の被保険者総数
・算定基礎届対象者数
・被保険者となっていない人
・給与支払日
・昇給月
・固定的賃金
・非固定的賃金
・現物給与
・賞与等


 従来総括表に記載していた項目と附表に記載していた項目が混在しているため、初年度の今年は少し戸惑うかもしれませんが、様式が一体化したことで全体が見やすくなり、記載しやすくなったといえると思います。総括表に記載する項目は大切な内容ばかりですので、早く新様式に慣れて、正確な記載を心掛けたいものです。

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