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2016年9月19日

9月26日召集へ、秋の臨時国会

会期は70日間前後、注目される法案の展望

is160919.JPG 9月26日に秋の臨時国会が召集される。民進の党代表選(15日)や公明の党大会(17日)に配慮し、政府の当初方針より2週間ほど遅い開会となり、会期は11月末まで。ただし、内政・外交をにらみながら、臨時国会は延長を2回(通常国会は1回)できるため、国会の動きと情勢を見極めながら官邸が判断していく模様だ。延長を見込んだ場合、70日前後の会期になる見通しで、この日程で注目される法案の行方を展望する。(報道局)

第3次第二次安倍改造内閣の顔ぶれで初の国会

 安倍首相は8月3日に内閣を改造し、第3次安倍第2次改造内閣を発足させた。19閣僚のうち8人が初入閣で、留任は8人、大臣経験者が3人。「働き方改革担当相」を新設し、一億総活躍担当相の加藤勝信氏に兼務させる体制を敷いた。迎える臨時国会は、この新入閣8人を交えた布陣で初の国会となる。

 昨年の臨時国会は、通常国会を戦後最大の245日間と9月下旬まで開会していたこともあって召集なし。一昨年の臨時国会は開会後の女性2閣僚の辞任なども影響して与党主導の国会運営ができず、11月中旬に衆院を解散した経緯がある。今回、会期末まで法案審議が行われた場合は、3年ぶりに“完結”した秋の臨時国会となる。

注目法案と雇用・労働関係法案の行方

 政府提出法案は“重量級”が居並ぶ。一般会計で総額3兆2869億円の16年度第2次補正予算案を筆頭に…

 

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