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2018年7月 9日

ジワジワ上昇続く派遣時給

「多様で柔軟な働き方」の再評価と課題

 派遣社員の時給がジワジワ上昇を続けている。構造的な人手不足に加え、働き方改革の機運の盛り上がりで「多様で柔軟な働き方」がクローズアップされ、会社に“縛られる”長時間労働の正社員とは異なる就労形態が再評価されている側面もある。(報道局)

 リクルートジョブズが毎月発表している「派遣スタッフ時給調査(募集時)」によると、5月の平均時給は1667円で、3月に記録した1670円に次ぐ高水準。昨年9月以降、9カ月連続で前年を上回っている。16年半ばから1年ほどは「踊り場」状態が続いたものの、昨年後半から再び上昇基調を取り戻した=グラフ

sc180709.png 大手派遣元と派遣先企業との今年の派遣料金交渉もヤマを越し、最も人数の多い事務職で3%前後の値上げで決着した模様だ。同統計の「オフィスワーク系」はここ1年ほど、「1500円の壁」に突き当たっていたが、5月にようやく1501円まで回復。「OAオペレーター」「企画・マーケティング」「秘書」といった高スキルの業務が時給回復をけん引している。

 これまで、ウェブデザイナー・編集といった「クリエイティブ系」が1700~1800円台の水準で相場を引っ張ってきたが、これに「オフィスワーク系」が加わって時給を押し上げている。派遣元も経理、財務、翻訳といった従来のスキル研修から内容を高度化し、データ分析やRPAツールを活用したコンサルティングなどにシフト。企業の生産性向上に直結する人材育成の...

 

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