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2016年5月23日

4万人の就労実態を可視化  ワークス研究所が新指標開発

 リクルートワークス研究所は今年から、4万人規模の就業実態を定点観測し、独自指標の「Works Index(ワークス・インデックス)」で指標化する「全国就業実態パネル調査」を開始、23日に第1回目の結果を発表した。

 ワークス・インデックスは、就業の安定、生計の自立、ワークライフバランス、学習・訓練、ディーセントワークの5指標について、それぞれ2~4項目(構成要素)の詳細な回答をもらい、それを0~100点の間で数値化したもの。

 初回は、ワークライフバランスが63.0、ディーセントワークが58.5、就業の安定が58.2だったものの、生計の自立は51.6にとどまり、学習・訓練は30.6の低さで、就業者にとってスキルアップの機会が少ないことを示唆する結果となった。

 同研究所によると、個人の就労の多様化によって既存の公的統計だけでは実態を捉えきれないことが多いため、変化を継続的に把握でき、それを可視化する機能を持つ新方式の調査が必要と判断、「ワークス・インデックス」を開発した。

 同調査は今年1月後半、全国の就業者約14.5万人を対象にネット調査し、4万9131人から有効回答を得た(回収率33.9%)。今後、毎年1月に継続調査する予定。

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