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2017年1月 5日

「不安なく働き、生活できる社会を」連合・神津会長  2017新年交歓会

 連合の2017新年交歓会が5日、東京都内で開かれ、各界から集まった大勢の参加者を前に神津里季生会長は「誰もが将来に不安なく働き、生活できる、持続可能な社会の実現に向けて運動を展開する」と力を込めた。交歓会には、塩崎恭久厚労相や日本銀行の黒田東彦総裁、経団連から工藤泰三副会長が出席した。

170105_2.jpg 神津会長は、世界で起こっている分離や分断といった風潮を指摘し、「自分さえ良ければという考えではなく、連合は徹底的に話し合い、お互いに力を合わせて社会を発展させる活動にまい進したい」と抱負を述べた。

 連合の会長は例年、あいさつの一部に政府・与党への厳しい注文や支持政党の民進党(旧民主党)に対する叱咤(しった)激励を織り交ぜる場面があるが、今年はいずれに対しても踏み込んだ発言はなかった。

 来賓あいさつには、塩崎厚労相と工藤副会長、民進党の蓮舫代表の3氏が立った。また、恒例の鏡開き=写真=には連合役員と3氏に加え、自民党の二階俊博幹事長、公明党の山口那津男代表、日本維新の会の片山虎之助共同代表、自由党の小沢一郎代表、社民党の福島瑞穂副党首、日弁連の中本和洋会長、全国中小企業団体中央会の大村功作会長が登壇した。

 

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