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2017年8月17日

8月1日の内定率は88.2%の高率  就職戦線一段落、ディスコ調査

 就職情報のディスコが17日発表した来春卒業の大学生・大学院生の8月1日時点の内定率(速報)は88.2%となり、前年同月比2.4ポイントアップした。7月1日の83.2%から5ポイント上昇したが、これまで毎月20ポイント前後のペースで上昇してきた勢いが一段落。調査対象の学生のうち、就職活動を終了した学生の比率は80.9%で、2割弱が就活を継続中だ。同社は「就職戦線はかなり落ち着いてきた」としている。

 内定を得た学生のうち60.1%が内定先を辞退しており、辞退理由(複数回答)については「もともと志望度が高くなかった」が77.8%でダントツに高く、「給与・勤務地などの条件面が希望と合わなかった」(31.9%)、「人事担当者・社員の印象がよくなかった」(14.1%)などが続いた。「オワハラに遭った」も4.9%あった。

 同社の就活サイトに登録するモニター学生を対象に、8月1~7日にネット調査し、1188人から回答を得た。

 

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