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2017年9月21日

技能協の会長が交代  新会長に青木氏、10月1日付 

 日本生産技能労務協会(JSLA)の会長を務める清水竜一氏(日総工産)が退任し、10月1日付で副理事長の青木秀登氏(ランスタッド)=写真=が新会長に就任する。20日に開かれた同協会の定例理事会で決まった。清水氏は15人で構成する理事は続ける。

 清水氏は今年5月、理事・役員改選で4期目の会長に選ばれたが、任期途中での退任。2011年から同協会のトップとして事業運営全般をけん引し、実績を重ねて発信力を高めてきた。今回の退任は、社業の前進に注力するための判断と見られる。

n170921.jpg 新会長となる青木氏は1967年生まれ。2005年に同協会の理事に就き、2013年から副理事長。就任にあたり、「製造請負・派遣業界は、2018年問題や同一労働同一賃金など働き方改革関連の法整備への対応をはじめ大きな環境変化に直面している。これまでの協会運営の経験を生かして、清水会長が推進してきた事業を引き継ぎ、さらに発展させたい」と話している。

 

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