ニュース記事一覧へ

2017年9月25日

「A20ハプロ不全症」など61疾病  厚労省、指定難病検討委に提示

 厚生科学審議会の第20回指定難病検討委員会(水澤英洋委員長)が25日開かれ、事務局の厚生労働省から2018年度指定候補の61疾病が提示された。「A20ハプロ不全症(A20異常症)」(神経・筋疾患系)など7疾病が新たに加わり、「ターナー症候群」(内分泌系)など54疾病が要件不足で指定されなかった“再挑戦”の疾病。過去に「客観的な指標による一定の診断基準」が定まっていないなどとして指定からはずれたが、その後、厚労省研究班などから診断基準が定まったなどの情報提供があったもの。

 同委員会は候補に上がった61疾病を了承、次回から指定基準を満たすかどうか個別に検討して、遅くとも年内には決定したい考えだ。指定された疾病について、厚労省は来年4月から順次、医療費助成の対象に加える方針。現在、330疾病が指定されている。

 

【関連記事】
18年度分対象疾病の検討開始
厚労省の指定難病検討委(6月27日)

 

PAGETOP