ニュース記事一覧へ

2017年9月28日

民間給与が4年連続の増加  正規、非正規の差も拡大 国税庁16年調査

 国税庁が28日発表した2016年分民間給与実態統計によると、給与所得者の年間平均給与は421万6000円(前年比0.3%増)と4年連続の増加となった。男性が521万1000円(同0.1%増)、女性が279万7000円(同1.3%増)となり、2年連続で女性の伸びが男性を上回った。

 また、正社員が486万9000円(同0.4%増)、非正規社員が172万1000円(同0.9%増)となり、差額は314万8000円で、比較できる12年から4年連続で両者の差が拡大している。

 年間を通じて勤務した給与所得者は4869万1000人で、そのうち正社員は3182万2000人、非正規社員が1154万6000人。12年当時に比べ、正規は5.7%、非正規は16.9%伸びている。

PAGETOP