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2018年3月14日

働き方改革を進めている企業の社員  過半数が「働き方は変わってない」 エン・ジャパン

 エン・ジャパンが14日発表した「働き方改革」に対する社会人の意識調査によると、在籍企業が働き方改革に「取り組んでいる」と回答した人は43%あり、具体的には「ノー残業デーや深夜残業禁止など、長時間労働の是正」が69%で最も多く、「有給休暇取得の推進」が48%で続いた(複数回答)。しかし、「取り組んでいない」との回答も同数の43%に上り、取り組みにバラツキのあることがわかった。

 さらに、「取り組んでいる」と回答した人に、「あなたの働き方は変わったか」と聞いたところ、過半数の51%が「変わらない」と答え、「どちらとも言えない」が27%で、「変わった」は22%にとどまった。

 「変わらない」「どちらとも言えない」と答えた人に、その理由を聞いたところ、「制度や仕組みが現場の実態に合っていない」が48%で最も多く、「仕事量が多い」が39%で続き、働き方改革が道半ばであることをうかがわせた(複数回答)。

 調査は2月に「エン転職」利用者を対象にネット実施、6768人から有効回答を得た。

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