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2018年3月16日

今春卒業大学生の内定率、2月で91.2%  過去最高を記録、文科・厚労両省調査

 厚生労働、文部科学両省が16日発表した3月卒業の大学生の就職内定率(2月1日時点)は91.2%(前年同期比0.6ポイント増)となり、7年連続で上昇し、調査開始以来の最高を記録した。

 公私立別では国公立が91.8%(同0.9ポイント増)、私立が91.1%(同0.6ポイント増)。男女別では男子が89.9%(同1.1ポイント増)、女子が92.8%(同0.0%)。文理別では文系が91.0%(同0.7ポイント増)、理系が92.4%(同0.3ポイント増)となり、女子と理系の内定率が高い。

 地域別では関東の92.4%(同0.5ポイント増)、中部の93.0%(同1.5ポイント増)など5地域で前年を上回ったが、中国・四国だけは84.0%(同2.0ポイント減)と下回っている。

 一方、高卒の内定率(1月末現在)は94.3%(同0.3ポイント増)となり、8年連続で上昇、1992年の95.2%に次ぐ高水準となった。ハローワークなどを通じた求人数は約43万人に対して、求職者数は約17万3000人。内定者数は約16万3000人だった。

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