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2018年4月19日

出戻り社員、72%で再雇用  エン・ジャパンの18年調査

 エン・ジャパンが19日発表した「企業の出戻り(再雇用)実態調査2018」によると、72%の企業で再雇用実績があり、2年前より5ポイント増えたことがわかった。しかし、再雇用を制度化している企業は8%程度だった。

 再雇用の理由(複数回答)は「即戦力を求めたから」が72%、「人となりがわかっているから」が68%で最も多かった。再雇用のきっかけ(同)は「本人からの直接応募」が最多の59%だった。

 出戻り社員の再雇用(同)については69%が「自社に必要な能力があれば再雇用したい」と答えており、「予定はない」はわずか5%。構造的な人手不足を背景に、企業側の「出戻り」に対する不信感がかなり薄れていることがうかがわれる。

 調査は2月下旬から1カ月間ネットで実施、661社から回答を得た。

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