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2018年11月 9日

豪社買収効果現れ、二ケタの増収増益  パーソルの18年9月中間連結決算

 パーソルグループが9日発表した2018年9月連結中間決算(日本基準)によると、売上高は4522億6000万円(前年同期比39.3%増)、営業利益は204億5300万円(同27.7%増)、経常利益は206億6000万円(同24.0%増)、中間利益は119億8700万円(同30.0%増)と大幅な増収増益となった。配当は1円増配の10円を中間配当し、期末は前年と同じ10円を予定、年間20円とする。

 セグメント別売上高では人材派遣が2485億800万円(同5.5%増)と順調に伸びた。また、昨年10月に買収した豪州のプログラムド・メンテナンス・サービス社の売上高1024億6400万円が加わり、前年同期には計上していないため、今回の前期比を大きく上回る要因となった。人材紹介も、企業の旺盛な人材需要を反映して410億4200万円(同16.1%増)と大きく伸びた。

 通期見通しも、売上高は9400億円(前期比30.2%増)、営業利益は425億円(同17.8%増)、経常利益は415億円(同18.2%増)、当期純利益は218億円(同2.8倍)の増収増益とした。

 


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