「労働政策審議会」(厚労相の諮問機関)の政策決定過程の見直しなどを協議する「働き方に関する政策決定プロセス有識者会議」(座長・小峰隆夫法政大大学院教授)は27日、第4回会合を開いた=写真。これまで、有識者や労使関係者からのヒアリングを基に13人の各委員が知見と経験から意見を述べてきたが、今回はそれらの主な議論をまとめた「論点整理」(厚生労働省作成)を踏まえて議事を進行。委員の見解に違いはあったものの、それぞれに重みのある「本音と直球」による活発な議論が展開された。
この日のキーワードは、「労政審の役割」、「公労使の3者構成の是非」、「代表者とは誰なのか」――などが軸となり…
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