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2016年4月 2日

アドバンスニュース「報道局だより」1・紙面改変が相次ぐ4月

 4月は新年度の始まり。進級・進学、入社、職務の担当や部署変えなど、多くの人たちが全国各地で新たな「スタート」を切る。春の陽気がそうした新たな気持ちを後押してくれる。暮らしに密接な公的料金なども、概ね4月を境に新設・改定される。

 そうした「変わり目」に呼応するように、新聞の紙面や定期発行の雑誌、機関紙なども「改編」時期を4月に合わせてくる。読者の満足度向上と新規読者の獲得、あるいはマンネリ化を打破するために各社の報道局や編集局、編成部などが、前年の秋口から試案を重ね、年明けから本格的な準備に動き出している。

tayori.png とりわけ、新聞に注目してみると、全国紙や地方紙を問わず、タイトルのデザインにも工夫を凝らした新企画が目に付く。新連載や新コーナーだけでなく、思い切って最大の看板となる新聞社名の題字を縦から横、さらにはローマ字入りにしてみたり、ひとつの文字を現状より大きくして一行文字数を「12字→11字」、「11字→10字」に変更したりすることもある。

 見栄えだけでなく、中身をよく読み比べてみると、その新聞社の特徴や個性、提起したい問題や課題とともに、それにかける「意気込み」も垣間見えてくる。

 新生活の始まりを契機として、新聞、雑誌、放送の新企画や新コーナーに少しアンテナを張って意識してみると、今の世情や経済動向などをキャッチできるベストなタイミングになるかもしれない。さらに、新企画のタイトルや記事の言い回し、登場している有識者の顔ぶれなども“分析官”になったつもりで深く比較してみると、それぞれの読者視点で「おや?」と感じる編集側の意図や狙いに気づく場合も。この時期は、メディアリテラシーを磨く最良の機会にもなるだろう。 
 

※コラムの新コーナーとなる「アドバンスニュース『報道局だより』」では、日ごろの取材現場や旬なトピックス、豆知識などをお届けして参ります。

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