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2019年12月27日

11月有効求人倍率、3カ月連続の1.57倍

n191227_1.png 厚生労働省が27日発表した11月の有効求人倍率(季節調整値)は前月と同じ1.57倍で、3カ月連続の横ばいとなった。昨年暮れから今年初めにかけては1.6倍台の高倍率が続いたが、7月以降は1.5倍台に下がったまま推移している。

 都道府県別(就業地別)では富山県の2.08倍が最高で、最低は高知県の1.26倍だった。

 新規求人倍率は前月を0.12ポイント下回る2.32倍。新規求人数(原数値)は前年同月比6.7%減で、8月から4カ月連続のマイナスとなっている。業種別では製造業の同19.3%減、その他サービス業の同13.1%減、卸・小売業の同9.9%減など、教育・学習支援を除く全業種でマイナスだった。

 また、正社員の有効求人倍率(季節調整値)も前月と同じ1.13倍だった。

11月の完全失業率、3カ月ぶり2.2%に低下

 総務省が27日発表した11月の就業者数は6762万人で、前年同月比53万人増、83カ月連続の増加となった。完全失業者は151万人で同17万人減と3カ月ぶりの減少となった。

 この結果、完全失業率(季節調整値)は2.2%となり、9、10月の2.4%から低下して8月と同じ水準になった。男女別では男性が2.3%、女性が2.0%で、男女とも低下が目立つ。

 形態別雇用者数では、役員を除く雇用者5712万人のうち、正社員は3526万人で前年同月より7万人増。非正規社員も2186万人で同44万人増となり、非正規率は38.3%と前月より0.1ポイント低下し、前年同月より0.5ポイント上昇した。非正規のうち、派遣社員は147万人で同11万人増加した。

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