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2026年10月21日

平均1万3926円、3年連続4%台 厚労省の26年賃金引き上げ調査

 厚生労働省は21日、2026年「賃金引上げ等の実態調査」を発表した。それによると、1人平均の賃上げ月額は1万3926円(前年比4.4%増)となり、賃上げ額・率とも1999年以降の最高となった。賃上げ率は24年から3年連続で4%台を続けている。

 賃上げ内容では定期昇給とベースアップ(ベア)の両方のある企業のうち、賃上げの主力となるベアを実施・実施予定の企業は57.9%(同0.1ポイント増)、実施しない・しない予定の企業は15.4%(同0.3ポイント増)だった。

 企業規模別では従業員5000人以上企業が1万6680円(同4.8%増)と最も高く、規模が小さくなるほど減少。同100~299人企業では1万1279円(同3.9%増)にとどまるなど、例年と同じ傾向で、規模間格差は拡大している。

 金額の高い業種は、前年と同様に「建設業」の2万599円(同5.5%増)、「情報通信業」の1万7884円(同4.4%増)、「電気・ガス・熱供給・水道業」の1万7634円(同5.0%増)など。低かったのは「医療・福祉」の8540円(同3.3%増)、「運輸、郵便業」の8815円(同3.0%増)など。

 また、労組のある企業では1万4757円(同4.5%増)、労組のない企業は1万3033円(同4.2%増)となり、労組のある企業の方が金額・率とも高い例年の傾向が続いている。

 調査は常用労働者100人以上の企業から抽出して7~8月に実施。対象3668社のうち有効回答1862社分を集計した。平均賃金は残業代、休日手当などを除いた所定内賃金。

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