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2026年10月 2日

8月有効求人倍率は1.18倍、3カ月連続の横ばい

n261002.jpg 厚生労働省が2日発表した8月の有効求人倍率(季節調整値)は前月と同じ1.18倍となった。都道府県別(就業地別)の倍率は福井県の1.72倍が最高で、最低は大阪府の0.95倍。先行指標の新規求人倍率(季節調整値)は前月比0.04ポイント低下の2.06倍、正社員の有効求人倍率(同)は前月と同じ1.00倍だった。

 有効求人倍率は、昨年1月の1.25倍からはほぼ一貫して低下傾向が続き、今年1月からは1.18倍~1.19倍の間で推移していた。5月は21年末と同じ1.17倍まで下がったが、6月から1.18倍の横ばいで推移している。

 企業側の有効求人数約223万人(原数値、前年同月比1.1%減)に対して、有効求職者数は約192万人(同1.2%増)。新規求人数は約71.9万人(同3.4%減)で、前月より11万人近くの大幅減となった。

 産業別の新規求人では、「製造業」が同3.9%増、「情報通信業」が同3.3%増などと増えた一方、「宿泊、飲食サービス業」が同11.1%減、「卸売・小売業」が同10.2%減、「生活関連サービス、娯楽業」も同5.7%減となるなど、全11産業のうち8産業でマイナスとなった。

8月完全失業率は2.5% 0.1ポイント上昇

 総務省が2日発表した8月の就業者数は約6849万人(前年同月比14万人増)と2カ月ぶりの増加。完全失業者数は約180万人(同2万人減)で13カ月ぶりの減少だった。この結果、完全失業率(季節調整値)は前月比0.1ポイント上昇の2.5%になった。

 失業率は昨年7月の2.4%以降、2.6~2.7%の狭い範囲で動いていたが、今年4月に再び2.5%まで低下。そのまま3カ月連続の"底ばい"で推移し、7月は人手不足を反映して1年ぶりに2.4%まで低下したが、8月は再び2.5%に戻った格好だ。

 男女別では男性が2.8%、女性が2.3%で、男性が前月から0.2ポイント上昇、女性も同0.2ポイント上昇した。

 完全失業者180万人のうち、「勤務先都合」による離職は約23万人(同2万人減)で、「自己都合」離職は約84万人(同4万人増)。この結果、「新たに求職」は約45万人(同2万人減)と減少しており、多くの人が賃金など有利な就労先を求めている状況が浮かび上がっている。

 形態別雇用者数では役員を除く雇用者5861万人のうち、正規従業員は3735万人(前年同月比24万人、0.6%増)で34カ月連続の増加。非正規従業員も2126万人(同15万人、0.7%増)と5カ月連続で増え、非正規比率は36.3%(同水準)となった。

 非正規の内訳はパートが1021万人(同1万人増)、アルバイトが483万人(同4万人増)、契約が283万人(同1万人減)、派遣が152万人(同4万人増)、嘱託が103万人(同4万人減)となり、アルバイトの増加と嘱託の減少が目立った。

 産業別就業者では、「卸売、小売業」が1035万人(同10万人減)、「製造業」も1018万人(同21万人減)と大きく減った一方、「医療、福祉」が950万人(同23万人増)に大きく増えた。

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