東京商工リサーチが15日発表した最低賃金(最賃)に関するアンケート調査によると、今年度の最賃は平均1177円に上がるが、この対応について「最賃より低い時給はなく、給与は変更しない」と答えた企業は48.6%(前年比5.4ポイント増)に増えたことがわかった。
これに対して、「最賃より低い雇用はないが、給与を引き上げる」企業は24.6%(同4.9ポイント減)、「引き上げ後の最賃を下回っており、最賃と同額、同額以上に引き上げる」企業は26.6%(同0.5ポイント減)となり、最賃対応で給与を引き上げる企業は過半数の51.3%となった。
一方、27年度の引き上げに対して、許容できる上昇額は平均値で92.2円、中央値で50.0円。許容幅で最も多かったのは「41円~50円以下」の18.9%で、そもそも「許容できない」と答えた企業も19.2%あった。
政府の掲げる「20年代に1500円」目標に対しては、39.3%が「不可能」と答えたが、昨年より9.9ポイント低下して4割を切った。また、「すでに1500円以上を達成」した企業は22.7%(同5.4ポイント増)に増えており、これまでの大幅アップの効果が出ている企業が増えていることもわかった。
調査は1~8日に実施し、有効回答の5354社について集計した。


















