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2014年5月28日

香港滞在型研修に「高校生コース」など2コースを新設 6月始動、パソナエデュケーション

 香港で教育研修事業を手掛けるパソナエデュケーション(本社・香港)は28日、展開中の香港滞在型グローバル人材育成プログラム「Pasona Global Edge」の中に、新たなメニューとして「高校生コース」 と「ダイバーシティマネジメントコース」を新設し、6月からスタートさせると発表した。グローバル化する日本企業で活躍できるマネジメント人材を育成するのが狙い。

 文部科学省は本年度、将来、国際的に活躍できるグローバルリーダーを高校段階から育成しようと「スーパーグローバルハイスクール」を指定するなど、高校生に対して異文化コミュニケーション能力の国際的素養を身に付けさせる教育を加速させている。

 一方、日本企業では事業活動のグローバル化や、外国人顧客対応の拡大に伴い、日本国内の事業所であっても外国籍社員と一緒に働いたり、多様な価値観を持つさまざまな国籍の社員をマネジメントしたりするスキルを持つ人材が求められている。

 こうした背景を踏まえ、同社はグローバルリーダーの育成に取り組む高校を対象にした「高校生コース」と、日本企業の国内事業所で多国籍人材のマネジメントに携わる社員を対象とする「ダイバーシティマネジメントコース」を設置することとした。

 両コースそれぞれに研修期間や細目は異なるが、共通内容として「フィールドワークを含む実践的な英語研修をはじめ、香港の現地企業や大学への訪問、現地の大学生やビジネスパーソンとの意見交換会など、香港というグローバルな環境を存分に生かした研修」に注力する方針だ。


 

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