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2014年11月 8日

患者・家族を支援する専門職が講演  難病・慢性疾患全国フォーラム

n141108.JPG 「難病・慢性疾患全国フォーラム2014」(同フォーラム実行委員会主催)が8日、都内で開かれ、日本難病・疾病団体協議会などの加盟患者団体から300人を超える患者・家族が参加した=写真。同フォーラムは今年で5回目。

 今年5月に難病法と改正児童福祉法(小児慢性特定疾病法)が成立したのを受け、伊藤たてお実行委員長が「患者家族の悲願だった難病対策がようやく法制化されたが、これは実効性のある制度作りに向けたスタート。今後も実態を調査し、必要な改正を求めていくことが大切になる」とあいさつした。

 フォーラムでは、クローン病など難病患者7人の訴え、患者・家族を支える看護師ら5人の現場報告などが行われた。難病の場合は専門医ら医療関係者の動向に焦点が当たりがちだが、この日は特別支援教育の研究者、訪問看護師、相談支援専門員、社会保険労務士、作業療法士など、患者・家族を取り巻く幅広い専門職の活動ぶりが報告された。



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