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2015年7月 8日

「すぐに就職したい」は4割程度  首都圏の未就業者調査 リクルートワークス

 リクルートワークス研究所は8日、首都圏在住の未就業者を対象に実施した「就業希望者年代比較調査」の結果を発表した。未就業の実態を理解するには、未就業で求職活動をしている失業者だけでなく、就業を希望しているが求職活動を行っていない人まで拡大する必要があると判断し、両者について初めて調査した。

 前職の離職理由(複数回答)で最も多かったのは「病気、けが、体調不良」の18.2%だったが、年代別では若年層が「メンタルヘルスの不調」が22.3%で最も多かった。就業時期については、「すぐに就職したい」が39.6%だったが、「時期が来たら」が38.1%、「漠然と」も22.3%あった。「すぐに就職したい」以外の人にその理由を聞いたところ、「今は希望の仕事がないため」が33.4%と最多で、年代別でも若年層が28.9%、ミドル層も26.7%あり、シニア層では45.6%にのぼった。

 調査は今年1月、就業を希望しているが就業していない首都圏在住の18~69歳の男女1120人を集計対象にした(子供と同居する女性は集計外)。年代別では18~34歳を「若年層」、35~54歳を「ミドル層」、55~69歳を「シニア層」と分類した。

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