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2017年11月13日

売上高二ケタ増、社名変更などで減益  パーソルの9月中間連結決算

 パーソルグループが13日発表した2017年9月連結中間決算によると、売上高は3247億8000万円(前年同期比17.3%増)、営業利益は160億1700万円(同3.9%減)、経常利益は166億8800万円(同1.6%減)、中間利益は92億2300万円(同6.5%減)の増収減益となった。売上高は大きく伸びたが、新卒採用投資や7月からの社名変更に伴う広告投資などのコストも増加して減益となった。1円増配の9円を中間配当する。期末は前年と同じ9円を予定、年間18円とする。

 セグメント別売上高では人材派遣が2354億8900万円(同9.8%増)と伸びた。また、10月に豪州のプログラムド・メンテナンス・サービス社を買収したことから、海外セグメントの売上高は317億9200万円(同4.3倍)に膨らんだ。

 通期見通しは、売上高は6773億円(前期比14.4%増)、営業利益は360億円(同7.8%増)、経常利益は365億円(同6.9%増)、当期純利益は222億円(同24.6%増)の増収増益のまま据え置いた。

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