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2018年6月18日

サラリーマンの6割以上が「不満」  自社の人事評価制度、アデコ調査

 アデコが18日発表した「働く人の人事評価制度に関する意識調査」によると、サラリーマンの自社の人事評価制度について「満足」「どちらかというと満足」と答えた人の割合は37.7%に過ぎず、「不満」「どちらかというと不満」が62.3%に上った。

 不満派の理由は「評価基準が不明確」が62.8%とダントツに多く、「評価者の価値感や経験によってばらつきが出て不公平」が45.2%あった(複数回答)。また、評価制度について「見直す必要がある」とした人が77.6%に上り、見直し内容は「部下が上司を査定する仕組み」などが挙がった。

 一方で、評価者(上司、488人)自身は、77.8%が自分の評価が「適正」と答えて自信のほどをみせたが、自信のない上司では「数値化しにくい業務の評価がむずかしい」と理由を挙げており、ホワイトカラーの評価の難しさが浮き彫りになった。

 調査は2月上旬、サラリーマン1532人を対象にネットで実施した。

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