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2019年4月18日

3月派遣時給は1572円の過去最高  「即戦力」を集中募集、エン・ジャパン

n190418.png エン・ジャパンが18日発表した3月の派遣平均時給(三大都市圏、募集時)は1572円で、前月比0.5%増、前年同月比2.4%増となり、10カ月連続で前年を上回ると同時に、16年9月の1571円を1円上回る過去最高となった。2月と同様、派遣需要の多い「オフィスワーク系」と「営業・販売・サービス系」の時給高騰が要因で、4月から即戦力となる派遣社員を絞り込む人材獲得が加速したためとみられる。

  職種別では、67カ月連続でプラスを更新している「オフィスワーク系」が1572円(前年同月比1.3%増)、「営業・販売・サービス系」は1483円(同2.8%増)、「クリエイティブ系」は1872円(同5.9%増)、「IT系」が2230円(同6.3%増)と全職種でプラスとなった。

 地域別では関東が1634円(同3.2%増)、東海が1360円(同2.8%増)、関西が1358円(同1.8%増)といずれも伸び、関東のプラスは21カ月連続。三大都市圏以外でも、北海道が1209円(同6.4%増)、東北が1181円(同2.3%増)、北信越が1177円(同2.1%減)、中国・四国が1228円(同2.8%増)、九州・沖縄が1248円(同3.5%増)と北信越を除くエリアでプラスとなった。

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