ディップが12日発表した11月のアルバイト時給は平均1111円で、前月比4円(0.4%)増、前年同月比54円(5.1%)増となった。前年比は39カ月連続の増加で、10月からの最低賃金の改定を機に、時給額はさらに過去最高を更新した。
職種別では、前月と同様に看護・介護など専門的職業の1523円(同20.4%増)の伸びが目立ち、建設も1299円(同10.9%増)と二ケタの伸び。製造・技能だけが1071円(同2.3%減)とマイナスになった。
地域別では関東の1160円(同4.3%増)、東海の1092円(同6.6%増)、関西の1137円(同6.7%増)、九州の995円(同5.5%増)と、全地域でプラスだった。
同社の「バイトル」に掲載された求人件数約20.3万件を基に集計した。