リクルートキャリアが29日発表した2022年卒採用見通しによると、9月時点では「実施予定」が61.7%、「検討中」が23.6%にのぼり、「実施しない」は8.1%だった。実施予定企業のうち、採用数が「決まっている」のは59.5%、「検討中」が35.0%あった。前年に比べて「―10%未満~+10%未満」が63.1%を占めた。コロナ禍にあっても、新卒採用には積極的な企業の多いことがうかがわれる。
9月までのインターンシップの実施状況については、「実施した」が36.4%、「検討中」が24.7%、「実施していない」が35.2%。受け入れ予定数については5割近くが「21年卒並み」を予定している。
同調査は3回目で、今回は9月18~28日に実施、人事担当者1855人から回答を得た。
一方、マイナビが同日発表した「21年卒内定状況調査」(2325社)によると、22年卒の採用は78.3%が「実施する」と回答し、採用数は「21年度並み」が66.7%となっている。