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2020年12月11日

12月1日の内定率は93.4%に上昇 来春の大卒、リクルートキャリア調べ

 リクルートキャリアが11日発表した来春卒業の大学生(大学院生を除く)の就職内定率は1日時点で93.4%となり、前回(10月)比4.7ポイント増、前年同月比2.0ポイント減となった。新型コロナウイルスの感染拡大で企業の内定出しが遅れていたが、7~8月当時の同10ポイント減ほどから徐々に差が縮小しており、同社は「例年並みの数値になった」とみている。

 文理別では文系が92.0%(同3.3ポイント減)、理系が96.4%(同0.6ポイント増)。男女別では男子が93.2%(同1.4ポイント減)、女子が93.5%(同2.8ポイント減)。地域別では関東が94.9%(同0.7ポイント減)、中部が92.0%(同5.2ポイント減)、近畿が91.9%(同2.7ポイント減)となっている。

 大学院生の内定率は97.6%(同0.6ポイント増)と前年を上回っている。

 同社の「リクナビ」モニターの大学生914人、大学院生349人について集計した。


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10月末時点、ハローワーク経由(12月8日)

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