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2021年5月19日

4月三大都市圏の派遣時給は1589円 介護、軽作業系案件比率が増加、エン・ジャパン

n210519.png エン・ジャパンが19日発表した4月の派遣平均時給(三大都市圏、募集時)は1589円で、前月比0.4%減、前年同月比0.9%増となった。過去最高の2月から水準を下げ続けており、前月比は2カ月連続のマイナス、前年同月比は6カ月連続のプラス。同社によると、時給水準の低い介護系や軽作業系案件の比率増が全体を引き下げる要因となった。

 職種別(大分類)では、最大規模の「オフィスワーク系」が1557円(前年同月比0.0%)と伸び悩んでいるが、それ以外の「IT系」が2315円(同2.5%増)、「技術系」が1909円(同4.7%増)、「医療・介護系」が1319円(同1.3%増)など、6職種ともプラスだった。
 地域別では関東が1680円(同2.2%増)、東海が1404円(同3.9%増)、関西が1410円(同1.4%増)と3地域ともプラスだった。

 三大都市圏以外では、北海道が1371円(同14.0%増)、東北が1243円(同5.6%増)、北信越が1177円(同0.7%減)、中国・四国が1288円(同7.4%増)、九州・沖縄が1257円(同5.5%増)となり、北信越以外はアップが続いている。

 一方、ディップが同日発表した三大都市圏の平均派遣時給は1509円(同3.9%増)。リクルートは1729円(同7.6%増)だった。

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