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2021年6月21日

コロナ収束、「年内」予想は18% 東商リサーチ、6月企業調査

 東京商工リサーチが21日発表した第16回「新型コロナウイルスに関する調査」によると、コロナ禍の収束時期について「来年1~3月ごろ」と予想する企業が29.1%で最も多かったが、「来年4~6月ごろ」も28.3%、「来年7月以降」も24.8%あり、見方が分かれていることがわかった。現在、ワクチン接種が進んでいるが、「年内」を予想する企業は17.7%に過ぎず、慎重な予想が大勢を占めている。

 5月時点の売上高をコロナ前の19年5月を100として比べた場合、「100以上」は28.6%程度で、「90~99」が19.7%、「80~89」が17.2%、「70~79」が11.8%などと回答、70%以上減っている企業が23%近くあった。「半減」以下の業種は「宿泊」「飲食」「生活関連サービス・娯楽」などに集中している。

 一方、感染防止のために在宅勤務・リモートワークを「実施している」企業は38.3%で、「一度も実施していない」が43.8%、「前に実施したが、現在はしていない」が17.9%。大企業では69.1%が実施しているのに対して、中小企業は32.8%と依然として大きな開きがある。また、実施中の企業にテレワーク従業員の比率を聞いたところ、「1割」が最多の25.6%で、「2割」が14.0%程度。政府の「7割削減」の呼び掛けには遠く及んでいないことがわかった。

 調査は1~9日に実施、有効回答1万828社分を集計した。大企業は資本金1億円以上、中小企業は同1億円未満や個人経営で分けた。

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