東京商工リサーチが9日発表した2月の企業倒産(負債1000万円以上)は851件(前年同月比11.3%増)、負債約1332億円(同22.2%減)となった。件数は2カ月連続で減っているものの、3カ月連続で前年を上回り、2月に800件を超えたのは2013年以来13年ぶりで、件数は高水準で推移している。
産業別で最も多いのは飲食業を中心にした「サービス業他」の309件(同30.9%増)で、「建設業」が169件(同17.4%増)で続いた。要因別では「物価高」が69件(同3件増)と3カ月連続で前年を上回った。また、「人手不足」も47件(同28件増)発生し、「求人難」が20件、「人件費高騰」が21件など。求人難は3.3倍、人件費高騰は2.1倍に急増しており、同社は「春闘前に"賃上げ疲れ"が倒産と言う形で顕在化している」と分析している。
一方、帝国データバンクが同日発表した2月倒産も833件(同8.5%増)と3カ月連続で前年を上回った。建設業などの「人手不足」が42件(同20件増)に急増している。






















