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2021年8月18日

7月三大都市圏の派遣時給は1624円 2カ月連続で過去最高更新、エン・ジャパン

n210818.png エン・ジャパンが18日発表した7月の派遣平均時給(三大都市圏、募集時)は1624円で、前月比0.6%増、前年同月比2.7%増となった。前月比は3カ月連続のプラス、前年同月比は9カ月連続のプラスで、6月から2カ月連続で過去最高を更新した。企業のシステムの内製化・変更に伴いネットワークエンジニアの需要が増加したことと、医療・介護系の経験者案件の増加が主要因。

 職種別(大分類)では、最大規模の「オフィスワーク系」が1562円(前年同月比0.2%増)となったのをはじめ、「クリエイティブ系」が1913円(同2.7%増)、「IT系」が2342円(同4.0%増)、「医療・介護系」が1364円(同2.0%増)など、7職種中6職種でプラスとなった。

 地域別では関東が1713円(同4.3%増)、東海が1409円(同2.2%増)、関西が1436円(同2.6%増)と3地域ともプラスだった。

 三大都市圏以外では北海道が1272円(同3.4%増)、東北が1187円(同2.4%増)、北信越が1153円(同4.1%減)、中国・四国が1206円(同1.7%減)、九州・沖縄が1215円(同0.0%)となっている。

 一方、ディップが同日発表した三大都市圏の平均派遣時給は1481円(同3.8%増)だった。

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