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2021年9月 8日

73%の障害者が「働く幸せ」実感 体力・精神の安定がカギ、パーソルチャレンジ

 障害者雇用支援のパーソルチャレンジが8日発表した「障害者のはたらく幸せ」調査によると、現在就労中の障害者の73.2%が「働くことの幸せ」を感じており、48.8%が「幸せを感じながら働くことが多い」と答えていることがわかった。

 具体的に幸せを実感する時は「新たな学びや成長を感じる時」が58.2%で最も多く、「体力的・精神的に安定しながら仕事のできる時」が55.0%、「仕事への前向きな意味や自分の役割を担えている時」が46.1%だった(複数回答)。

 一方、幸せを実感できない時や不満・不安を感じる時は「体力的・精神的に不安定な状態の時」が52.9%で最も多く、「休息が取れず、体力的・精神的に不安定になった時」が43.5%、「周囲の関心や評価・評判の得られない時」が43.5%、「仕事や役割への意義が見いだせない時」が40.1%となった。

 ただ、障害別にみると精神障害者の場合は「障害や特性に対する周囲の理解が得られない時」が51.0%、「会社から必要な配慮が得られない時」が50.0%となり、他の障害者より高い割合になった。

 これらの結果について、木田正輝キャリア支援事業部ゼネラルマネジャーは「雇用者側は障害特性に必要な配慮へ理解を示すとともに、障害者が成長実感や安心感を得ているかどうかなどに関心を持ち、職場環境の整備に努める必要がある」とコメントしている。

 調査は8月10~13日、「dodaチャレンジ」に登録している就業中の障害者471人の回答を集計した。

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