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2021年11月11日

正社員求人の回復で業績も反転 エン・ジャパンの9月連結中間

 エン・ジャパンが11日発表した2021年9月連結中間決算(日本基準)によると、売上高は250億4400万円(前年同期比21.3%増)、営業利益は47億4000万円(同62.5%増)、経常利益は48億1000万円(同60.6%増)、中間利益は32億4000万円(同2.1倍)となり、コロナ禍で大きく業績を落とした前年から急回復し、大幅な増収増益となった。売上高はコロナ前の9割、営業利益は8割まで回復している。メーカーなどの業績回復を受けて正社員を中心にした求人広告件数が伸びた。

 通期見通しも売上高510億円(前期比19.4%増)、営業利益100億円(同28.7%増)、当期純利益68億4200万円(同95.4%増)の増収増益で、コロナ前の9割程度まで回復を見込んでいる。配当は期末のみで1株あたり72円50銭(同35円40銭増)の大幅増配を予定しているが、コロナ前の74.8円までは届かない見通し。

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