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2022年3月 1日

感染第6波下でも横ばいの28.5% 企業のテレワーク実施率、パーソル総研

 パーソル総研が1日発表した新型コロナの第6波下における正社員のテレワーク率は28.5%で、昨年夏の第5波当時の27.5%からほぼ横ばいだった。昨年12月からの直近3カ月のテレワークの頻度も、2月は66.3%が「なし」で、「週に1日程度」が9.2%、「週に2~3日程度」が10.0%などで週平均0.99回だった。

 業種別では、テレワークの最も多いのは「情報通信業」の63.0%で、次いで「学術研究、専門・技術サービス業」の43.8%。逆に少ないのは「医療、介護、福祉」の7.0%、「宿泊・飲食サービス業」の10.2%などだった。

 一方、テレワーク実施中の正社員で、今後も継続を望む人は80.2%と第5波当時の78.6%からさらに上がり、過去最高となった。

 同社は「多くの企業は相変わらずテレワーク方針を従業員に明示できておらず、関連施策も表面レベルにとどまっているが、従業員側の継続希望率は過去最高を記録。企業はテレワークに対する組織的な工夫や有意義な議論をどれだけ蓄積できるかが分水嶺となるだろう」と分析している。

 調査は今回で6回目。2月4~7日に実施し、全国の20~59歳の男女約2万人を対象に回答を集計した。うち、テレワーク実施中の正社員は430人。

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