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2023年1月12日

昨年は6割企業が「バイト不足」感じる スポットワーカー採用も3割、マイナビ

 マイナビが12日発表した2022年「アルバイト採用活動に関する企業調査」によると、アルバイトの人材不足を感じた企業は約6割に達し、時間単位のスポットワーカーを採用した企業も3割に増えた。不足企業はコロナ前の7割前後ほどではないものの、このままではいずれ並ぶ可能性が高く、人手不足に対する思い切った施策転換が求められそうだ。

 バイト不足を感じた企業は61.9%(前年比3.1ポイント増)で、業種では「警備・交通誘導」が83.3%、コンビニ・スーパーの「販売・接客」が71.7%、パチンコ・カラオケなどの「販売・接客」が69.2%と高い。

 対応策として最も多かったのは「給与増額」の28.7%で、「主婦層の積極採用」が24.3%、「シフトの緩和」が22.3%など(複数回答)でしのぐ企業が多かった。

 また、空いている時間に仕事をしてもらうスポットワーカーを採用した企業は29.4%に上り、業種ではホテル・旅館の「接客業」が38.1%と最も高く、「事務データ入力、コールセンター」が37.5%、「警備・交通誘導」が36.8%などで多かった。

 調査は昨年11月25~30日に実施、1年以内にバイト採用に関わった20~69歳の会社員1767人の有効回答を集計した。

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