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2024年5月 9日

3年連続の増収増益、稼働者・率とも上昇 エンジニア不足顕在化、メイテックグループHDの3月期連結

 メイテックグループホールディングス(23年10月に持ち株会社移行)が9日発表した2024年3月期連結決算(日本基準)によると、売上高は1269億7600万円(前期比6.6%増)、営業利益は176億6000万円(同7.3%増)、経常利益は176億6700万円(同6.8%増)、当期純利益は123億4300万円(同0.7%増)となり、3年連続の増収増益となった。当期純利益は前年度の賃上げ促進税制による税負担軽減措置切れでほぼ横ばいとなった。

 期末配当は1株あたり70円。中間配当の44円と合わせて年間114円となり、12円の増配とした。

 単体の売上高ではメイテックが886億5300万円(同5.8%増)、メイテックフィルダーズが336億6200万円(同10.5%増)となり、依然としてメイテックフィルダーズの伸びが高かった。エンジニア紹介事業は13億9800万円(同16.8%減)と振るわなかった。

 3月末のエンジニア数はメイテックが7870人(同167人増)で、年間稼働率は97.7%(同0.5ポイント増)、メイテックフィルダーズが4383人(同180人増)、稼働率95.5%(同2.2ポイント増)となり、前年に続いていずれも稼働数、稼働率とも伸び続けている。顧客メーカーの業績回復と技術開発投資の活性化が背景にある。

 25年3月期も順調な業績を見込み、通期見通しは...


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