エングループの採用支援会社「back check(バック・チェック)」社が4日発表した「2025年採用トラブル」に関する調査によると、直近1年間に6割の企業で「採用のミスマッチ」が発生しており、早期離職などにつながったことがわかった。同時に、過半数企業で応募者が生成AIを使って出した書類などに接しており、本人の"真の"能力の見極めに苦慮している様子が浮き彫りになっている。
採用ミスマッチについては57.7%の企業で「発生」し、「発生していない」の27.0%を大きく上回り、その結果、「早期離職」の41.0%などにつながった(複数回答)。採用の可否を最終的に判断する局面は「面接での受け答え」が60.7%で最も多く(同)、時間の限られた面接における判断がミスマッチ発生の一因になっていることがうかがわれる。
一方、応募者が生成AIを使った書類や回答に接したことのある人は「常に接している」「時々、接している」を合わせると54.2%に上り、その結果、「選考判断が難しくなった」と感じている人はそのうちの60.5%あった。書類の完成度と本人の業務遂行能力の間に開きのあることが疑われ、人事部門は採用方法の再検討が求められる局面になっているようだ。
調査は1月16~22日に実施、人事部所属の1000人の有効回答を集計した。






















