製造請負・派遣のＮＩＳＳＯホールディングス（旧日総工産、２３年１０月にＨＤに移行）が９日発表した２０２４年３月期連結決算（日本基準）によると、売上高は９６８億５８００万円（前期比６．６％増）、営業利益は３０億５８００万円（同３４．８％増）、経常利益は３０億５６００万円（同３０．１％増）、当期純利益は１９億５２００万円（同２０．３％増）の増収大幅増益となった。配当は期末のみで１株あたり２０．５円。
製造生産系は在籍者数が伸び、期末で１万４７９３人（前期比２０７人増）となったほか、請負先への請求単価の上昇もあって増収。自動車関連はメーカーの認証不正問題などがあったものの、売上高は４０４億８５００万円（同１４．７％増）となった。しかし、半導体関連は在籍者減などで１２３億７７００万円（同１２．５％減）、電子機器も９８億１９００万円（同３．２％減）と低調だった。
２５年３月期の通期見通しは...
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