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2025年5月 8日

春闘回答、5.32%増の高水準維持 中小も4.93%増の健闘、連合第5回

 連合は8日、今春闘の第5回回答集計(2日時点)を発表した。それによると、定期昇給とベースアップを合わせた賃上げの加重平均(3809組合、約273万人)は1万6749円、5.32%で、前年同期より1133円、0.15ポイント上回った。金額、率とも4回目を少し下回ったが、高水準を維持している。

 従業員規模別では、300人以上(1289組合、約248万人)企業の場合は1万7145円、5.36%で前年同期より1116円、0.14ポイント上回っている。一方、300人未満の中小企業(2520組合、約26万人)は1万3097円、4.93%でやはり前年同期より1208円、0.27ポイント上回る"健闘"を見せている。

 一方、有期・短時間・契約等労働者の賃上げは、時給ベース(280組合、約81万人)で68.48円、5.93%上がり、1224.09円となった。月給ベース(89組合、約2万人)では1万1339円、4.77%上がった。

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