経団連が2日発表した2025年「上場企業役員ジェンダー・バランスに関する調査」によると、東証プライム市場上場企業の女性役員比率は、7月時点で18.4%(前年比2.3ポイント増)だった。政府目標の「25年に19%」の中間目標には届かなかった。経団連加盟社に限ると、比率は19.0%(同2.2ポイント増)に上がった。
一方、女性役員のいない企業はプライム企業で2.4%(同1.8ポイント減)、そのうち経団連加盟企業は1.1%(同0.4ポイント減)とわずかながら残っており、政府目標の「25年に0%」を達成できなかった。
プライム上場企業は7月時点で1652社あり、うち712社が経団連加盟社。