エンが19日発表した10月の派遣平均時給(三大都市圏、募集時)は1710円(前月比0.1%増、前年同月比0.5%増)となり、過去最高を更新した。前年比は38カ月連続のプラスだった。オフィスワーク・事務系で高時給求人の比率が高まり、相場を押し上げた。
職種別(大分類)では、技術系が2078円(前年同月比5.0%増)と大きな伸びが続いており、IT・エンジニア系も2678円(同4.1%増)、クリエイティブ系も2017円(同4.0%増)と堅調を維持。5月以来、6カ月連続で全7職種がプラスとなった。
地域別でも、関東が1788円(同2.2%増)、東海が1490円(同1.4%増)、関西が1530円(同1.9%増)と3地域ともプラスが続いている。
3大都市圏以外では北海道が1370円(同2.9%増)、東北が1288円(同1.2%増)、北信越が1275円(同2.6%増)、中国・四国が1321円(同0.0%)、九州・沖縄が1331円(同1.2%増)となった。
ディップが同日発表した三大都市圏の10月派遣時給は1648円(前月比1.3%増、前年同月比3.3%増)となり、2カ月連続で上昇した。求人件数は約18.9万件(同0.9%減、同10.5%減)に減った。
リクルートが17日発表した三大都市圏の10月派遣スタッフ時給(募集時平均)は1609円(前月比0.2%減、前年同月比1.1%増)だった。






















