連合が18日発表した「日本の社会像に関する意識調査2025」によると、現在の暮らしに「満足」している人は40.5%で、「不満」の27.9%を上回っているものの、将来不安については65.4%が「不安」を感じ、「不安を感じない」の11.3%を大きく上回ることが分かった。
不安を感じる層は中高年女性に多く、40代で73%、50代で84%、60代で76%、70代以上でも71%に達し、男性より10~20ポイント多かった。
不安の具体的内容は「老後の生活」が58%、「預貯金などの資産状況」が56%で最も多く、「家計のやりくり」「税金・社会保険料などの負担」「自身の健康状態」が40%台で続いた(複数回答)。これらは19年当時と順位は変わっておらず、今回は22年から続く物価高も影響を及ぼしている可能性がある。
調査は10月28~30日に実施、15歳以上の男女被雇用者1000人の有効回答を集計した。






















