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2026年6月30日

5月有効求人倍率は1.17倍、全産業で新規求人減

n260630.jpg 厚生労働省が30日発表した5月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.01ポイント低下の1.17倍となった。都道府県別(就業地別)の倍率は福井県の1.74倍が最高で、最低は大阪府の0.95倍。先行指標の新規求人倍率(季節調整値)は前月と同じ2.11倍、正社員の有効求人倍率(同)も前月と同じ0.99倍だった。

 有効求人倍率は、昨年1月の1.25倍からはほぼ一貫して低下傾向が続き、今年1月からは1.18倍~1.19倍の間で推移していたが、5月は21年末と同じ1.17倍まで下がった。慢性的な人手不足に物価上昇によるコスト増などが加わり、求人を控える企業が広がっているため。

 企業側の有効求人数約219万人(原数値、前年同月比5.3%減)に対して、有効求職者数は約202万人(同0.3%減)とどちらも減少。新規求人数も約72万人(同8.9%減)と大きく減少した。産業別では「生活関連サービス、娯楽業」が同16.9%減、「卸売・小売業」が同16.8%減で最も大きく、「建設業」も同10.3%減に。全11産業でマイナスとなった。

5月完全失業率、2.5%の横ばい 求職者が増加

 総務省が30日発表した5月の就業者数は約6890万人で、前年同月比52万人増と4カ月連続の増加。完全失業者は同2万人増の約185万人と10カ月連続で増えた。この結果、完全失業率(季節調整値)は前月と同じ2.5%となった。失業率は昨年7月の2.4%以降、2.6~2.7%の狭い範囲で動いていたが、今年4月に再び2.5%まで低下して推移している。

 男女別では男性が2.6%、女性が2.3%で、男性が前月から0.1ポイント低下、女性は横ばいとなった。

 完全失業者185万人のうち、「勤務先都合」による離職は約23万人(同水準)で、「自己都合」離職は約77万人(同水準)。この結果、「新たに求職」は約54万人(同6万人増)に増え続けている。

 形態別雇用者数では役員を除く雇用者5878万人のうち、正規従業員は3745万人(前年同月比22万人、0.6%増)で31カ月連続の増加。非正規従業員も2133万人(同32万人、1.5%増)と2カ月連続で増え、非正規比率は36.3%(同0.2ポイント増)となった。

 非正規の内訳はパートが1037万人(同水準)、アルバイトが479万人(同22万人増)、契約が268万人(同1万人減)、派遣が159万人(同6万人増)、嘱託が103万人(同3万人減)となり、4月と同様にアルバイトの増加が目立った。

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