厚生労働省が5日発表した毎月勤労統計調査の6月速報値(従業員5人以上)によると、労働者1人あたり現金給与総額は53万1677円(前年同月比3.4%増)で54カ月連続のプラスとなった。物価上昇分を差し引いた実質賃金指数(20年=100、持ち家の帰属家賃を除く)も144.1(同1.6%増)となり、1月以来、6カ月連続のプラス。春闘の大幅賃上げと夏のボーナス増が寄与した。
給与額のうち、基本給などの所定内給与は27万9189円(同3.4%増)、夏ボーナスなどの特別給与は23万2445円(同3.5%増)だった。雇用形態別の総額は、正社員が中心の一般労働者が71万5604円(同3.6%増)、パートタイム労働者は12万9042円(同3.5%増)となり、いずれも順調に伸びた。
産業別で大きく伸びたのは、「学術研究等」の89万2262円(同11.7%増)、「金融、保険業」の112万5656円(同11.6%増)などで、全16産業のうち11産業でプラスとなった。最も高かったのは「電気、ガス業」の126万2688円。
月間総実労働時間は139.2時間(同0.3%減)で、2カ月連続の減少。月末の常用労働者数は5217.9万人(同0.8%増)で、パートタイム比率は31.43%(同0.20ポイント増)だった。






















