厚生労働省が8日発表した毎月勤労統計調査の7月速報値(従業員5人以上)によると、労働者1人あたり現金給与総額は43万6401円(前年同月比4.7%増)で55カ月連続のプラスとなった。物価上昇分を差し引いた実質賃金指数(20年=100、持ち家の帰属家賃を除く)も117.6(同2.4%増)となり、1月以来、7カ月連続のプラス。伸び率も今年最大で、大幅賃上げ効果と夏ボーナスの伸びが押し上げている。
給与額のうち、基本給などの所定内給与は28万797円(同4.1%増)、夏ボーナスなどの特別給与は13万4819円(同6.3%増)だった。雇用形態別の総額は、正社員が中心の一般労働者が57万8123円(同4.7%増)、パートタイム労働者は12万3493円(同4.7%増)となり、いずれも4%台の伸びだった。
産業別で大きく伸びたのは、「建設業」の66万8639円(同13.5%増)と「鉱業、採石業等」の60万3323円(同12.6%増)。「教育、学習支援業」のみ35万4893円(同2.2%減)となり、全16産業の中で唯一のマイナスだった。
月間実労働時間は141.6時間(同0.2%減)で、3カ月連続の減少。月末の常用労働者数は5227.3万人(同0.8%増)で、パートタイム比率は31.28%(同0.04ポイント増)だった。雇用数は16産業のうち、「生活関連サービス業」「金融、保険業」など5産業で減少した一方、「飲食サービス業等」などでは増えた。






















