帝国データバンクが30日発表した「食品主要195社」の価格改定動向によると、10月の飲食料品の値上げは3153品目、1回あたり値上げ率は平均10%になることがわかった。今年最大だった9月の4965品目に次ぐ品目数だが、9月よりかなり減り、同社は「値上げラッシュはピークを越えた」とみている。
10月の分野別では「酒類・飲料」の1399品目が最も多く、「調味料」の820品目、「加工食品」の668品目などが続く。「酒類・飲料」は酒税改定により、発泡酒や第三のビールなどが値上げされるため。「調味料」はマヨネーズやしょう油などが中心。
この結果、今年の累計品目数(1月~12月判明分)は2万187品目となり、昨年の2万609品目に続いて、2年連続の2万品目超えとなる見通し。今年は冷凍食品などの「加工食品」が6961品目、「調味料」が6250品目で最も多くなる。
値上げ要因では「原材料高」が9割以上に上り、電気代などの「エネルギー」、輸入コスト上昇の「円安」も増えている。同社は「飲食料品価格は今後も中東情勢や為替動向など、外部環境の影響を受けやすい状況が続くとみられ、27年にかけても断続的な値上げが継続すると予想される」としている。






















