国税庁が29日発表した2025年分「民間給与実態統計調査」によると、企業で働く人が25年の1年間に得た平均給与は487万円(前年比1.9%増)と5年連続で増え、過去最高を更新したが、3%を超える伸び率だった24年からはペースダウンした。平均賞与も74.9万円(同0.4%増)とわずかにプラスを維持した。
男女別の年収では男性が597万円(同1.7%増)、女性が342万円(同2.6%増)とどちらも増えた。雇用形態別では正社員が559万円(同2.6%増)、パートやアルバイトを含む正社員以外が210万円(同1.6%増)となり、非正規の伸びは鈍った。
業種別では前年と同様に「電気、ガス、水道、熱供給」が最高の約854万円で、「金融・保険」の約726万円、「情報通信」の約682万円が続いた。最も低かったのは「宿泊、飲食サービス」の約276万円で、いずれも例年通りだった。
全体の給与所得者数は6080万人(同0.0%増)とほぼ横ばいだったが、給与総額は247兆6479億円(同2.6%増)に伸びた。うち、源泉徴収された所得税額は24年の「定額減税」の反動で、13兆1262億円(同17.4%増)と大きく伸びた。






















